花も花なれ

散りぬべき 時知りてこそ

下剤を辞めたい君へ

下剤を辞めたい君へ


まずはじめに君に問い掛けたいと思う。何故君は下剤を飲み始めたの?「痩せたいから」「太りたくないから」「吸収したくないから」各個人それぞれの理由があると思う。

じゃあさらに問いたい。君は何故痩せたいの?何故太りたくないの?

私は「女は細ければ細いほど良い」と思っている人間です。そして、世の大半の男は「程よい肉付きの女」が好きなことを知っています。

じゃあ何故、それでも何故痩せたいのか。それは、私の人生設計に男が含まれていないからだと思います。男に頼りたくないし、男有りきの人生なんて真っ平御免。私は私で生きていく、私の人生私で咲かす。

改めて問います。君は何故下剤を飲んでまで痩せたいの?辞めろと言われても辞められない、言葉なんて糧にもならない。身を以て知りました、「約束なんて気休めに過ぎません」

もう食べ過ぎない、もう下剤を飲まない、もう吐かない、もう、もう。摂食障害は後悔と反省と懺悔の病気だと思う。仮に私が今36kgになったところで、吐いたり下剤を飲む生活を続けなければ体型維持は出来ないでしょう。


私は今年の四月まで、コーラックをほぼ毎日、15錠飲む生活をしていました。何故辞められたか、それはただ単に生活環境が変わったからです。通学手段が変わり、毎朝トイレと格闘する余裕が無くなりました。たったそれだけの理由です。


下剤を辞めたい君へ。痩せること、体型を維持すること。太らないことをまず諦めましょう。本当に辞めたいのなら。私のように、ピンクの小粒を十も二十も飲まないでください。

きっと無理です。君には無理です。今すぐには。君が何歳まで生きる気か知らないけれど、半年以内に辞めようとか、ぼんやり考えてみてください。然るべきタイミングが来ることかと思います。


私は今、過食嘔吐と普通食嘔吐が辞められず困っています。下剤は辞めました。たぶん。こんなの辞められないよ、欲が襲ってくる。どうやって付き合っていこうか、あの人と付き合いたいから吐くの辞めよう、毎日思ってるのに。